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りょうこ先生の絵本の部屋

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名北ゼンヌ幼稚園には絵本大好きな先生がいます♡
そのりょうこ先生目線の絵本紹介をしていきます(*^▽^*)
雨の日の園庭開放では10:50~11:10までりょうこ先生の絵本が見れますよ(^o^)待ってまーす!
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おまえうまそうだな


今年度も良子のオススメ絵本をいろいろ紹介していきますね
ただ今、我が家の絵本の蔵書が580冊程‼️
管理するのに一度写真に収めてみて、その冊数に自分でも驚きつつ、600冊を目指しております
自分が小さい頃読んでいた本から我が子に買った本、もう今では趣味の蔵書となっていますがまだまだ増えていきますよ
ご興味ある方はお声がけ下さい

そして今回紹介するのは みやにしたつや さんの恐竜シリーズ
ご存知な方も多い おまえうまそうだな
すごく良いお話です
でも読み手としては苦手な本です
なぜかと言えば…泣きそうになってしまうからです
ティラノサウルスは最初は食べてしまおうと思っていた迷子の恐竜アンキロサウルスの赤ちゃんと一緒に過ごすうちにだんだんとお父さんとなっていくんです
ひとりぼっちで生きてきたティラノサウルスにとって、無条件で信頼してくれるアンキロサウルスの存在はとてもかけがえのない存在でした
ほんの数ページでのやり取りでそれが伝わってきます
だからこそティラノサウルスはアンキロサウルスを仲間の元に帰してあげるのですが、その想っているからこその切ない気持ちが悲しくて泣いてしまいそうになってしまうんです
当時恐竜が好きだった長男は、ティラノサウルスが出てくるこの本をとても喜んで聞いていましたが、何度か読むうちに彼にも伝わることがあったんでしょうね
だんだんと静かに聞き入ってくれるようになりました
何回も読んでもらった後に息子が言った「ティラノサウルスって優しい恐竜だね」という言葉を聞いた時、とても嬉しかったことを覚えています
もちろん本人は今はそんなことを言ったなんて覚えておりませんが、私はその思い出も込みで「おまえうまそうだな」はとても大好きな本となりました